今週は土曜日は病院2件はしごに床屋で1日が終わり、今日日曜日は昼から始まる映画に行ってきたのでミントには何も手をつけてません。

前回オーバーフローの原因となっただろう燃料ポンプは、燃料出口にヤクルトの容器をつけておいて様子を見てたのですが、何も溜まってません。漏れがない正常品なのか、漏れる量が微少で日中の高温で蒸発してしまったのか判断がつきません。1年間の給油回数が3回くらいの使用頻度なので、長い時間かかって少量漏れたものと判断して交換することにしました。オークションで中古のをポチッとしましたが、車台番号はうちのミントよりも後のものを選びました。

さて、加速不良の修理は日中作業できる気温になるまでお預けにして、サビの出ているネジ類を注文して一応ミントの部品購入は終わりです。特にマフラーのフランジをとめるネジは高温状態になるので当然サビだらけで、熱による変形もあるのか、首振りレンチで回しにくいため交換することにします。実は思ったよりも安く1本95円だったのも理由にあります。

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カバーをとめるネジ類とマフラーフランジ用ボルト、バッテリーのベルトです。

今回初めてあったのが、部品番号だけ書かれてヤマハ純正部品と明記のないものがありました。
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部品番号からミント専用部品でないのですが、現品票が変更されたんですかね?

走り出す状態までもう少しミントには我慢してもらいます。

連日の暑さに盆休み中のミントの整備はあきらめました↓とてもでないですが34度になって直射日光が当たるところでは体がまいってしまいます。

いつも部品を頼みに行く店が盆休み明けで開いたので、小物部品を注文がてらにミントの不調について聞いてみました。

加速不良の原因はマフラーの詰まりが濃厚とのこと。

もう一つ。オーバーフローの原因は燃料コックかもしれないとのこと!去年キャブレターの組み直しをした時はニードルバルブに不具合がなかったそうなので、フロートの調整ができないミントはどうしようもないそうです。それよりヤマハの古いスクーターによく見られるのが、燃料コックがきちんと閉まらなくなり、エンジン停止後に燃料がキャブレターに漏れる現象が起きやすいとのこと。
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負圧で動いてるコックなのでリザーブといった切り替えはありません。ちなみに分解すると密閉性が落ちるため修理不可能だそうで、アッシー交換になります。

今まで気づかなかったのは、キャブレターを分解掃除してエアフィルターも新品に交換していたので、しばらく何もしなくていいと思ってエアクリーナーを開けて見ることがなかったためです。

店の人は漏れがどれくらいなのかキャブレターにつなぐホースに容器を置いて、ポタポタ漏れるようなら交換したらと言ってました。(ポタポタ漏れなければ古いための仕様だとも聞こえました)

燃料メーターに明らかに減っているほどの減り方は見られないので、古い故の仕様と思ってあきらめるか3500円ほどなので買おうか迷ってます。

なんか調べてみると日の出から日の入りまで30度超えてるようです。カバーをかけているミントの時計の温度計は51度ありました↓

加速不良の原因としてマフラーの詰まりも考え、マフラーを焼くことにしました。前に塗装をしたのにもったいないですが、加速不良では仕方ないです↓
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耐熱塗料の耐熱温度を超えて加熱するのでどうなることやら。

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バーナーであぶった部分が変色して煙が出ます。塗料が燃えてるようです。

マフラーの出口付近をあぶると煙が激しいので、そこにカーボンが溜まってるようです。この状態から煙が出なくなったので、エンジン排気側からあぶると猛烈な煙が出ました
これもしばらくあぶって煙が出なくなるまで作業してましたが、前回よりも煙が少なかったのはホンダのオイルを使ったせいでしょうか。元の持ち主はもっと悪いオイルを使っていたようで、マフラーからオイルが垂れていたくらいでした。

詰まったとしたら、耐熱塗装した時にゴムハンマーでゴンゴン叩いたせいで、中のカーボンが剥がれて排気詰まりを起こしたかもしれません。

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塗装にひびが入ってしまい、剥がれそうな感じです。

全身汗だらけになったので、すぐシャワーを浴びることに。

朝から暑い中大量に汗をかきながらキャブレターを外しました。1年ほど前に店で清掃してもらっているので、加速不良の原因はキャブレターではないと思いながらも、オーバーフローの原因をつかむために分解清掃してみます。ちなみに去年は構造がよくわからずに組み付けしてエンジンが動かず、店で再組み立てをしてもらいました。

外した状態です。キャブレターカバーをつけてないので、雨天は乗っていません。
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外観の汚れはほとんどありません。

分解すると
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内部もきれいです。このキャブレターはうちのミントについてきた物ではなく、オークションで程度のいい物に交換しています。製造番号から言うとだいぶ後の物で、若干の設計変更があり、オイルチューブを店で引き直してもらいました。

キャブクリーナーを各穴に吹き付けます。
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30分ほど浸けておきます。ガスケットは再利用です。

各穴にエアーを吹き付けて清掃する必要がありますが、うちにはエアーツールはありません。代用品がこれです。
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写真が趣味なのでエアーダスターがあり、これを使います。連続で使うと断熱膨張で缶が冷え噴射力が落ちるので、休み休み使います。

さて、オーバーフローの原因は液面だと知ったわけですが、ミントのキャブレターの液面調整は、サービスマニュアルではできないとあります。規格外の場合はニードルバルブの交換になります。

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ひっくり返した状態で矢印の間が15.5ミリ~16.5ミリの範囲にあればいいのですが、13ミリしかなかったです。液面が高いのでこれがオーバーフローの原因でした。

部品をいつも頼む店がお盆休みに入ったためニードルバルブの注文ができません。注文と言っても2300円ほどするので、お盆明けに店に行って相談です↓

このまま組み上げておきます。
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分解した感じではフロートの高さ以外に異常はありませんでした。加速不良の原因にジェットが緩んでたとか詰まっていたとか期待したわけですが、マフラーの詰まりかエンジン内部の異常に絞られてきました。

梅雨明けと供に暑さも本格化して盆休みの現在、ミントはほとんど手をつけてません。こちらはダム湖が近いせいか、日が昇ると同時に猛烈な蒸し暑さで、日光が暑いのではなく空気が暑いです。なので、日陰に入っても涼しくありません。

さて、注文していたものが届きました。
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チョイノリ用のハンドルブレース。
チョイノリの記事をいろいろ見ていて、おもしろそうなので買ってみました。シルバーと黒を取り付けた例があって、黒いチョイノリのハンドルなら赤が引き立つだろうと、赤を買いました。

さて、ブログに欠かせないのが画像です。画像が載せられるのであれば、文章だけよりも理解が深まります。特に分解修理記事には文章で表現できない細かいことも、画像があればよくわかります。
このブログも画像中心にしてますが、機械物の分解は手の汚れがつきものです。汚れた手でカメラ操作はカメラも汚れる心配があります。以前は汚れてもいいようにミント専用に安物のカメラを使ってまして、走りに行く時も持ち歩いてました。
汚れたら洗い、また、走行中の振動にも強いカメラに交換しました。
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6月からミント専用に使っていて、中古で買ってきました。防水・耐ショック構造なので重宝しています。写りはまあまあです。レンズが飛び出ないのもいいところです。

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