2013年03月

東京はサクラが満開というニュースが聞こえてますが、今日の当地は雪がチラチラ降ってとてもミントの整備ができる気温ではないです↓

それで短時間でできることで、前回異音の原因となったフロントトランクの交換です。やはりないと格下げになった気分なので、オークションで手に入れました。
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左側がこれまで使ってきたもの、右側がオークションで購入したもの。傷の具合がだいぶ違うようで。

フロントトランクはサービスマニュアルに詳細がなかったので、これまで使ってきたものがどのような状態なのかわからなかったですが。
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外して比較するとよくわかります。防振パッキン?がありません。

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割れてます。

ここら辺が変な異音の原因となってたようです。それにしてもなんと汚いこと!

鍵を移設しますが、分解前は鍵は重要な部分なので、おいそれと簡単に外せないものと思ってました。
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なんとナット1個でとまってるだけ!

よってナットを回せば外れます。
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う~ん、防犯の観点からこんな単純ではダメだと思いますが、貴重品は入れるなということがわかりました。ちょうど開店セールでヤッケを買ってきたので、それを入れることにします。

今日は前後のブレーキケーブル交換です。
本当は土日2日かけてスロットルとチョークのケーブルも交換したかったですが、昨日の土曜日から歯科医院通院が入ったため、ここしばらくは1日だけの作業になります。
カバーを外したまま1週間放置ではどこにつけるネジか忘れるので、その日のうちにカバーの組み上げもします。

ハンドル部分のカバーを外しますが、30分もあればシート下のカバー以外全部外せます。ハンドルのカバーはウインカーの奥にもネジがあります。
カバー内は土埃がすごかったですが、ちょっと拭いて終わり。
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実は去年ライトを交換する時にウインカー奥の雌ネジが折れていることが判明。
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オークションで色違いは手に入れているので、交換になります。
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まずはフロントブレーキから。ホイール側から外すとブレーキレバーのケーブルが外しやすくなります。
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ブレーキレバーは末端が嵌ってるだけなので、下から見ながら外します。
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外したケーブルを見ると、タイヤにケーブルが接触しないようにケーブルガイドを通すのですが、前使用者は外れたまま使っていたようです。被覆が削れてます。
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ブーツもひび割れてました。
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新品ケーブルを組み付けますが、一応サービスマニュアルではこの場所にグリース塗布です。
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ブレーキレバーの隙間はケーブル分の隙間しかないので指で塗ることはできません。
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ということで、隙間は筆で塗ります。

組付けはブレーキレバー側から始めてホイール側の順番にすると楽です。
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リアブレーキは途中を緩ませるとホイール側の脱着が楽になります。
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リアブレーキにはケーブルホルダーがあるので、ケーブルが外せるくらいに緩ませればいいのですが、生憎合うスパナがなくメガネレンチではオフセットの関係でタイヤにぶつかりネジの頭にかかりません。仕方なくマフラー側からエクステンションパイプで延長したソケットレンチを使いました。

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ブレーキケーブルの交換が終わり、ハンドルカバーにスピードメーターやスイッチを移設します。
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念のためにスピードメーターの電球を点検しましたが、切れてはいなかったです。
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左側のスイッチが新品なので右側のスイッチのボロさが際立つ

この後試験運転に出かけましたが、前回クラッチ交換でジャダーがなくなったにも関わらず発進時の異音は相変わらずありました。足下から聞こえてくる感じなので、1つ組み付けずに試験運転です。

発進時、おっ!変な音が減った!これくらいなら許せるかな?という具合になりました!
犯人はコイツでした!
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使ってないのでなくてもいいんですが、ミントカスタムからミントデラックスに格下げです↓

しかし、今度はお尻の下からの異音が気になります。たぶんカバーのツメが全部折れているのが原因と睨んでますが。

今回は整備に関係ない、ミントの違いです。

オークションでミントのパーツリストを探すと複数の種類があることがわかります。製造時期の違いでパーツや装備に変更があったと考えるのが妥当ですが、実際にどのような違いがあるのか、パーツリストか実物を並べて調べてみるしかありません。

うちのミントのライトはロービームのみ、それも18Wです。サービスマニュアルでもパーツリストでもその通りです。他に情報を調べてもやはり18Wです←調べ方が足りなかったかもです
2012年7月末のオークションでミント用のライト(玉つき)がありましたが、画像をよく見ると裏側のコードが3本です!シングルフィラメントならコードは2本あればいいので(うちのミントは2本です)、ダブルフィラメントの可能性があるわけです。違う車種かと思いましたが、ライトの形はどう見てもミント用です。出品者に車台番号を聞いてみましたが、わからないが間違いなくミントから外したものだと回答がありました。
夜間走ることはないですが、トンネル入るとライトが暗すぎて道が見えないので、これは出物と思いポチっとしました。

2012年8月1日に到着したライトは間違いなくミント用で、25W/25Wのハイローダブルフィラメントでした。
早速交換しようとミントの前に立った時ふと気がついたこと。どうやって切り替えるんだ?
結局スイッチと配線を増設しなければならないので、あきらめてロービームのみ使ってます(泣)。ちょっとだけ明るくなりました↑

結論 ミントにはハイビームを備えたモデルがある!

これはいつ頃から出たものか知りませんが、初期モデルのオプションにあったんでしょうか?
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ヤマハ純正ミント用サイドスタンドです。

やっと作業できるくらい気温が上がってきたので、クラッチ交換に挑戦です。

ミントのギアケースはどっぷりオイルに浸かってるので、最初にオイルを抜きます。
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この汚れはどこから出るのか不明。オイルを抜いている間に反対側のファンカバーを外します。
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冷却ファンを外します。
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ここに工具をかけて回り止めします。

ギアケースのネジを12本外しますが、一度も開けたことがないようで、ショックドライバーを使っても外せないネジが1本!これはダメかと思いましたが、スプレーオイルを吹き付けて30分放置したら外せました。しかし、ガスケットも固着してギアケースが外せない↓プラハンマーで周りを叩きながら、マフラー側からうちにある一番長いドライバーで押してやるとやっと外れた。
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チェーンが弛み気味に見えますが、どうしようもないので見なかったことに。
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画像だとよくわからないですが、クラッチシューが予想通り斜めになってます。

ローターに工具をかけて回り止めしてクラッチを外します。
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外したクラッチと新品のクラッチを並べてみたのがこの画像。
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クラッチシューも減ってますが、穴が広がってガタが出て隙間が広がってます。
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クラッチドラムも筋状の傷が入ってます。サービスマニュアルでは傷が入ると交換ですが、部品は注文してません。指で触って段付きにはなってないので、このまま再利用してみます。
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ガスケットのカスを取り、新品クラッチを組み込んだところ。
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ガスケットをつけてギアケースでフタをしますが、この部品の番号はパーツリストの番号とまったく違うものなので、設計そのものが変わったようです。
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去年ミントが来た時に交換したオイルは、ホームセンターブランドのギアオイルでしたが、今回は奮発してヤマハ純正オイルです!

オイル漏れがないかエンジンをかけてみると、今までは妙な振動でスタンドを中心にミントがジリジリと動いたのですが、その現象がなくなりました!
しか~し発進時の恥ずかしい異音はやや減ったものの相変わらず音がするので、異音の原因はクラッチからのジャダーだけではなかったようです(泣)。ケーブル総交換の時にカバーを全部外すので、カバーから出る音はそこで追求するしかないみたいです。

今日も暴風雪警報で雪降りなので何もできません。

ミントはベランダの軒下にカバーをかけて置いてあるので、雨雪には当たらないけど風は直接当たるため、冬は寒さで何もできません。当地はサクラの花に雪が積もることもある寒冷地・豪雪地帯です。
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庭の雪は今日現在120センチくらい。これでもずいぶん解けました。落雪で隣の塀が歪んでます。これが全部消えないとミントは走り出せません。

冬の間はミントは冬眠に入るので、ベランダの一角で置物になります。時々エンジンをかけておくだけで何もしません。というか猛烈に寒いので何もできません。
助かるのは、ミントのガソリンタンクは樹脂製なのでサビが出ません(当たり前か)。オークションに出てる車体の説明にタンク内サビありとかありますが、燃料にサビが混入しないので冬眠状態が長い当地では心配する種がありません。

今日もエンジンは一発でかかり、雪解けを待って部品交換をしたいです。ブレーキがやや渋くなってきたので、ブレーキケーブルを買っておいて正解でした。
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うちに来てから一度も洗ったことがないので、春の整備時にカバーを全部外す機会に洗おうかと。シート下のカバーはツメが全部折れているので、ツメを作ってカバーどうしをつなげる予定。

今月に予定している交換部品が揃いました。
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主にケーブル類ですが、数が多いのは訳があります。

前述でスピードメーターが動かなかったのは、定番ですがケーブルの断線でした。ブレーキケーブルやスロットルケーブルと較べると、走っていれば終止回転して動いているので、それだけダメになる頻度は高いです。オークションの出品を見ても、スピードメーター不動は時々あります。

ただ、ミントのスピードメーターケーブルの断線状況がちょっと気になって。ホイールから測って30センチくらいのところで錆びて断線です。そこ以外は錆もなくきれいな金属色でした。なんか錆びる場所としては不思議??だったんですが。

2012年秋にはチョークレバーが動かなくなり、ケーブル固着が濃厚です。これは8月にキャブレターを分解清掃しているので(組み付け失敗で店に分解清掃セッティングをお願いしている)、キャブレターに原因があるとは思われません。ちなみにセッティングがうまくいっていて、冬に時々エンジンをかけてましたが、チョークを使わなくても一発でかかります。

ブレーキケーブルは今のところ問題がないですが、突然切れたら困るので、思い切って、交換したスピードメーターケーブル以外を全部交換することにしました。

ミントのスロットルとチョークケーブルを注文する場合は、ケーブルが2分割されているので、合計4本注文する必要があります。2分割されている理由は不明ですが、切れた時1本丸々交換するよりは切れた部分を交換する方が安く上がるという親切設計?なのか、凝った設計をするヤマハのせいなのかわかりません。ケーブルをつなぐコネクターが必要なので、おサイフには優しくないです↓

ちなみに画像にあるだけの部品代は21500円です↓7000円で買ってきたミントだけに大奮発でした↓これ以外にもオークションで買った部品もあるので、総額は計算したくないです。確実なのは、総額でまちがいなくミントよりまともでよく走るスクーターが買えます(泣)

今日も暴風雪警報がでて猛吹雪で外出できず。また映画見るのは延期です。

注文していたクラッチが手に入りました。
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ミント専用部品なので6640円と高額です!ディオだと半額くらいなんだそうですが↓
注目は部品番号末尾の数字です。これは改良を加えた回数で、改良なしなら00になります。前述の通りミントの技術情報ではクラッチに問題があり、品質によるジャダーが発生しやすいため、何回も改良したことが伺えます。現在は互換性のヤマハと言われていますが、ミント以降この形のクラッチが使われなかったことから、このクラッチの問題点を克服できずに終わったと考えられます。

問題点というのは、画像左側にクラッチシューを固定している丸いものがありますが、その下に丸い穴が開いています。そこを中心にクラッチが移動しますが、使用していくうちに丸い穴が削れて大きくなり、スプリングの張力に負けてクラッチシューが斜めになってしまうという現象です。店の人の話では、このクラッチはヤマハに大量の在庫があるそうで、ミントの売れた数からいうと結構交換を見込んでいたようです。

雪解け後に交換するので、その時にジャダーを起こしていたクラッチと較べてみたいと思います。

あとクランクケース外すための工具も入手!
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クランクケースのボルトはなぜか+が使われています。前使用者は開けた形跡がないのと、+ネジは力がかけにくいのでナメるかもしれない、クランクケースがかなり熱を持つのでボルトが固着してる可能性があるのでこれを使おうと。
説明を読んだら下向きに叩くように書いてましたが、クランクケースは横向きなので、叩いてミントが倒れるかもと心配するのは取り越し苦労になるかな?

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