2013年06月

ずっと気になっていた異音対策に、ツメの折れたカバーを接着してみることにしました。

これまでの異音の発生源に①クラッチのジャダー②フロントトランクの共振③カバーの共振④チェーンガイドからの騒音 が考えられました。①と②は交換して異音を減らすことができました。④はチェーンが弛んでいるためガイドにぶつかる音で、チェーンは廃盤となっているため交換ができません。汎用のチェーンを利用するのも手ですが、知識がないためまったく手が出せません。

カバーを外すとこのようにツメがありません。
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反対側はかろうじて2本ツメが残ってます。
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ツメそのものが細いため、コケルと折れてしまうのかもしれません。

カバーの汚れが接着に影響しますが、これでも洗剤で洗った後です。汚れが染み付いていて落ちないので、接着面は紙ヤスリで削ることにします。
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接着面が長いので、瞬間接着剤だとつけている間に固まるので、ある程度硬化するまで時間のかかるエポキシ接着剤を使います。
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うちにあったものですが、プラスチック用とは書いてないですが、たぶん大丈夫でしょう。

硬化する前に急いで塗ったのでひどい塗り方です。
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裏側で見えないからいいかと。
熱硬化型なので、今日は涼しかったから十分に貼付けるために、しばらく放置です。

耐熱塗料を塗ったマフラーはこんな感じになってました。
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しばらくはサビの発生はないと思います。

4時間放置してからカバーを取り付けましたが、分割されていたカバーを一体にしたから、組み上げが難しくなりました。ただ、今後あまりカバーを外して修理する機会も少ないと思うので、これでもいいかもしれません。

異音の具合をみるために試走に出かけました。発進するとカバーの共振点が変わったようで、異音の出ない速度域が出てきました。エンジンだけの音が聞こえ、ミントはこんなに静かだったのかと感心もしました。異音の出ない速度域を超えるといつものうるさいミントに戻ります↓

今回の試走ルートは初めて走る北側を走ってみます。
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私の住んでいるところは小高いところなので、農業用水の取水が難しく、さらに高い湖から水を運んでくるそうです。

道中の畑に馬発見!
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妙に小さい馬ですが、これがミニチュアホースと呼ばれてる馬なんでしょうか?

今回のブレーキシューの交換は予定外です。

チョイノリが手に入れるのはもう少し先で、しばらくミントに乗るつもりでいました。ミントのブレーキシューは前後とも廃盤なので、現在手に入るものとしてデイトナの前ブレーキシューを購入してました。後ブレーキシューはホイール交換時に新品を組み付けているので問題ないです。ところが購入直後にチョイノリを確保したので、購入したブレーキシューは減ってから交換する役目が無くなったのでどうするか考えてました。結局せっかく買ったものなので、交換時期前に使うことにしました。←もったいなかった

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ミント用とは書いてませんが、ミントにも使えます。

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サービスマニュアルではケーブル類を外すよう書かれてますが、ブレーキの調整ナットを十分に緩めれば作業はできます。

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エンジン側が重いのでタイヤを外しても前側が浮いて作業できます。

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汚れはブレーキクリーナーできれいにして、グリスが痩せてきたので補充します。

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ブレーキシューを外すとブレーキダストで汚れてました。これもブレーキクリーナーできれいにします。

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恐らく20年近く交換されなかったブレーキシューです。ほとんど減っていません。前使用者は後ブレーキばかり使っていたと思われます。

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組み付け前に2カ所グリスを塗ります。

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ちょっと違うんだぞと思わせる色ですが、隠れてしまうので見えません↓

組み付けた後はブレーキレバーの調整をしたのですが、なんかブレーキシューが柔らかい感じです。それとも古いブレーキシューは劣化で硬くなっていたのでしょうか。

ブレーキのフィーリングと調整を兼ねて走りに出かけました。
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空がいい色で、すれ違うバイクも多かったです。

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山にはまだ雪があるようです。

当たりが出てないせいか効きはよくないです。当たりが出るまでは速度は遅めに車間距離も多めにとる必要がありそうです。

今日の予想気温は30度を超えるようなので、朝から何もしないで休んでました。ミントを置いているところは直射日光が一日中当たるので、暑くなる日は作業できません。

ところが思ったよりも気温が上がらなかったので、午後は散歩に出かけました。
隣町のカキツバタ群生地が見頃だというので向かってみると
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見頃は過ぎてました↓
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道路際なんですが、場所を知ってないと素通りしてしまいます。

道路に出ようとしたらものすごい煙を吐きながらやってくるオフロードバイクを発見!ジィッと見てたら乗ってる人が気がついて白煙が出てるマフラーを見てました。エンジンオイルが燃えてるのが原因だとはわかりますが、ピストンリング?オイルシール?
昔バス停でバス待ちしてたら、軽自動車がものすごい煙を吐きながら走ってきて、これは軽油を入れたのが原因とにおいでわかりました。軽自動車には軽油って冗談かと思ってましたが本当に入れる人がいるんですね!?
うちにくるチョイノリは大丈夫だろうか?

テスト走行に使うダム湖とは違うダムに向かうと、パトカーはついてくるし、やたら車の交通量が多かったです。あとで理由がわかりました。
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雨が全然降らないので水量が少ない!
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ここは治水目的のダムです。
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夏はホタルがいるそうです。
ダム湖に沿った道を走っていると、山の中なのにやたら交通量が多く、どこかの抜け道に使ってるかと思ってました。
山の中の道の向こうに巨大な建物が見えてきて、ゴミ処理場かと思ったら
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競馬場でした!ギャンブルはしないので競馬場の場所すら知らなかったので、山の中にあったことの驚きと結構遠くに来てしまったと気がついて、ここで引き返して帰りました。

49km2時間ぐらいの散歩でした。次に来る時はチョイノリで来るのでしょうか。

まだ梅雨入りもしていないのに真夏のような暑さで、すっかり暑さ負けしておとなしく休んでいました。

確保したチョイノリは秋に引き取ることにして、チョイノリの部品を仕入れました。
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チョイノリのカムギアが樹脂製なのは有名な話で、カムが減ったためにバルブのリフト量が確保できず走行不能になったものは数多くあります。それが故障が多いという評判となって店でお勧めできないスクーターになったわけです。
今回は台湾スズキで製造されていたカムギアを手に入れました。台湾のチョイノリの方が耐久性が高いのでしょうか?

もう1つは確保したチョイノリがK3型なので、距離計がありません。
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距離計つきのスピードメーターをオークションで手に入れました。ホイールのギアを交換する必要があるかどうかはこれから調べることにします。

来月からヤマハの倉庫部品が値上げするという情報が入りました。今月中に部品確保を急いだ方がいいみたいです。

連日平年を上回る気温に外も出たくない気分です。この様子では昨年の猛暑を超える夏になるかもしれません。

さて、いろいろ部品交換してきましたが、見かけのボロさは変わってません。カバー類はヤマハでも欠品で、あったとしても非常に高価なのは想像できます。マフラーは奇跡的に在庫がありますが、1万5千円ではサビて折れでもしない限り買うことはないでしょう。しかし、サビサビで気になるところでもあります。

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カバーを外すたびにサビだらけのマフラーが気になります。

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サイレンサー部分もこの通りで、見かけの悪さに拍車がかかります。

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外すとこんな状態。

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特にエンジン側は叩くとサビがポロポロ落ちます。

他の人のブログにマフラー塗装の記事があり、それを参考にワイヤーブラシでサビ落としをしてみましたが、茶釜のようになるとあったものの、そこまでサビ落としはできませんでした。サビを落としても下からまた赤サビが出てくる状態で、切りがないのです。

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疲れてグッタリです。

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ワイヤーブラシだけでは時間がかかるので、他に使ったものがこれです。ダイソーで売っていたハンドルつきサビ落とし。使用後でボロボロになりました。

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パーツクリーナーで汚れを落とし、塗装しやすいようにひもで吊ります。

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ホームセンターでペンキ売り場にあったものよりも、カー用品にあったペンキの方が安かったです。

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塗っては乾かしを繰り返し5回塗りです。

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しばらく放置して完全に乾かした後、ミントに取り付けて排気熱で焼き付けです。

リードバルブを交換してエンジン始動だけ確認したので、焼き付けがてらにいつもの近所のダム一周コースを走ってきます。
発進して30キロを超える辺りから???と頭の中ははてなマークです。一言で言うと軽い!詳しく言うとものすごく加速がよく、いかにも2サイクルエンジンという感じです。ミントは変速機構がないので発進はものすごく遅いですが、高回転になるとスロットルを回した量に応じた加速をしましたが、この高回転が早くやってくるようです。すごい変化です。
ダムにかかる直線の橋で最高速を出してみると、なんと55km/hも出ます。ミントは50km/hくらいが最高速だと言われており、うちのもこれまではそれくらい出てたので、エンジンとしては普通に動くなと思ってました。とにかく驚きの日でした。

帰りに寄り道してマフラーの焼き付け具合の確認です。
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ここは大学の演習林ですが、虫がいっぱいで一服したらさっさと発進です。焼き付けが進んでるのか妙なにおいがします。

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出かける前と変わりないような。まだまだ熱かけないとダメなんでしょうか。

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